2011年7月アーカイブ


日本大学芸術学部文芸学科     2011年(平成23年)7月25日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.173
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
                             編集発行人 下原敏彦
                              
4/18 4/25 5/9 5/16 5/23 5/30 6/6 6/13 6/20 6/27 7/4 7/25
  
2011年、読書と創作の旅

7・25下原ゼミ

7月25日(月)の下原ゼミガイダンスは、下記の要領で行います。ゼミ2教室

1. 2011年読書と創作の旅 通信173配布 出欠 連絡事項 

2. 7・4ゼミ報告、司会指名
 
 3. 日常回顧『ひがんさの山』

4. 世界・名作読み、(日常観察作品)
    

3・11東日本大震災並びに福島原発事故で被災された皆さま方に心よりお見舞いい申し上げると共に被災地の一日も早い復旧と復興をお祈り申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3・11影響の上半期、本日終了 三分の一だが充実した旅

 あっと言う間に、というか、いつの間にか、と言うべきか、「2011年の旅」前半の旅は、本日終了します。思えば、大震災・原発事故といった嵐の中の旅立ちでした。半分の旅を終えて「希望カード」を見直すと13名それぞれの熱い決意が伝わってきます。
しかし、残念ながらその熱い思いも、進まぬ災害地の復旧復興、治まらぬ放射能漏れを反映してか、日々冷めて行ったようです。半数以上の人が遅れをとっています。初日の熱い気持ちは、いまいずこ。棄権、脱落、そんな心配もでてきた前期の旅の終わりです。
しかし、過ぎてみれば楽しい愉快な旅だったような気がします。一日も休まず歩みつづけた人たちもいます。旅の記録誌、ゼミ誌編集づくりを着々とすすめた人もいます。なにごとも習慣化は狭き門です。その意味では、有意義で充実した旅だったといえます。

2011年読書と創作の旅 7・4ゼミ報告

    前期ラスト前も、常連メンバーで集中授業

「どうです。今日は」A先生は、顔を合わせた途端、ボヤク。「この暑さでは、来ますかねえ」ゼミ出席者の話である。苦笑して「うちは、いつも半数以下ですよ」と言うとA先生は、少し安堵したように「どこも同じなんですねえ、今年は」とつぶやく。「そうなんですねえ、今年は」私も、オウム返しにつぶやいて、いくぶんほっとする。そして、こんな結論になる。やはり、ゼミはマージャンの人数ぐらいが最適。7・4ゼミは、常連メンバ―で最後の車内観察作品読みで授業集中。ゼミ誌作成も題名を含め全体の構成はできた。


日本大学芸術学部文芸学科     2011年(平成23年)7月4日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.172
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
                             編集発行人 下原敏彦
                              
4/18 4/25 5/9 5/16 5/23 5/30 6/6 6/13 6/20 6/27 7/4 7/25
  
2011年、読書と創作の旅

7・4下原ゼミ

7月4日(月)の下原ゼミガイダンスは、下記の要領で行います。ゼミ2教室

1. 2011年読書と創作の旅 通信172配布 出欠 連絡事項 

2. 6・27ゼミ報告、司会指名
 
 3. テキスト読み・車内『灰色の月』回顧日常『ひがんさの山』

4. 世界・名作読み、(日常観察作品)
    

3・11東日本大震災並びに福島原発事故で被災された皆さま方に心よりお見舞いい申し上げると共に被災地の一日も早い復旧と復興をお祈り申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2011年読書と創作の旅 6・27ゼミ報告

森閑、所沢校舎 
   ゼミ出席者数、最低記録更新(出席者3名、病欠早退1名) 

これも3・11の影響だろうか、航空公園駅で乗車したバスは、私を入れて3名。これまでは最低でも数人はいた。悪い予感がした。案の定、所沢校舎は、閑散としていた。まるで、早い夏休みに入ったようである。文芸棟は、更に森閑として廊下に足音のみがこだます。
遅れる復興、見通しつかない原発事故、混迷する国会。学生たちも、安心して学校に来られないのかも知れない。ゼミは、こんな世の中を反映してか、今年最低記録を更新した。(1名、課題提出と病欠届けあり) 最も、授業には最適の人数。

司会進行は、春日菜花さんに (2巡目)

この日の司会進行は、春日菜花さんにお願いした。最小の出席者だったが、合評、課題音読、テキスト朗読の配分を適切にこなした。なお、合評については、参加者に習慣化がついてきたので次のステップにすすみます。次回からは感想のみでなく文の添削、直しを進言してください。お互い切磋琢磨して作品を完成する。これも、ゼミの目標の一つです。

テキスト読みは『濠端の家』

 日常と生き物観察の混合作品ですが、大きなテーマとして神の問題があります。あなたなら、この場合どうするのか。救うのか放置するのか。