日本大学芸術学部文芸学科 2010年(平成22年)11月29日発行
文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.157
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
編集発行人 下原敏彦
9/27 10/18 10/25 11/8 11/15 11/22 11/29 12/6 12/13 1/17 1/24
2010年、読書と創作の旅
後期ゼミは、社会・家族観察を中心に
11・29ゼミ
11月29日(月)の下原ゼミは、下記の要領で行います。ゼミ2教室
1. ゼミ雑誌作成経過・編集作業報告
2. テキスト『灰色の月』評・名作読み&裁判観察
ゼミ誌原稿、全員提出で見通し立つ
11月22日、ゼミ誌編集局と竹下晃誠さんの報告でゼミ雑誌原稿が、11名全員から集まったことがわかった。ゼミ誌刊行への見通しがついたことで安堵した。入稿のあとは、刊行に向け全員一丸となって校正など編集作業を進めてください。
22日、ゼミ再開
22日、下原の退院でゼミ再開となった。が、連休の谷間とあって所沢校舎閑散。課題として、裁判結審再考と名作読みを予定していたが、出席の竹下さんと、冷戦崩壊後の世界、アジア事情と現在日本の政治問題について話し合った。
11・23映画完成記念シンポジュウム
11月23日(火・祝日)退院明けで体調万全ではなかったが、知人が講演するというので、「"私"を生きる」制作実行委員会主催の映画完成記念シンポジュウムに参加した。会場は、明治大学駿河台キャンパス(リバティタワー8F1083教室)共催は明治大学政経学部社会思想史(生方)ゼミナール。定員200人会場ほぼ満席。中高年が大半。男女半々。
古本街に行くときお茶の水にある明大校舎の前をよく通る。23階もある高層の立派な建物だが、中に入るのは、はじめてだった。この日1階は、就職説明会かスーツ姿の学生で混雑していた。子供連れの親子が多勢2階に行くので何だろうと見に行くと塾の受付。塾として教室を貸し、塾講師として学生をバイトさせれば学校としては一石二鳥か。
シンポジュウムは、土井敏邦というドキュメンタリー映画監督(主に中東パレスチナを撮っているという。『ガザに生きる』など)の映画完成記念で開かれた。午後2時から6時までの長丁場である。知人は第2部に出演する。コルセットを巻いた身動き不自由な体なので終了までもつかと不安だった。が、途中抜けることなく全過程参加することができた。
第Ⅰ部は、映画「"私"を生きる」上映(2時間を1時間に短縮して放映)と出演者感想。
第2部は、「かたりの椅子」の劇作家永井愛さんと、元NHKプロデューサーの永田浩三さん対談。新国立劇場次期芸術監督選出騒動とNHK制作改変現場の体験。