2005年6月アーカイブ


日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)6月 27日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.34
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
 ホームページ http://www.shimoharanet 編集発行人 下原敏彦
                              
2005前期4/18 4/25 5/9 5/16 5/23 5/30 6/6 6/13 6/20
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2005年、読書と創作の旅

創作道場 その4

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土壌館創作道場

土壌館創作道場は文章修業の場です。決められた字数で自分の考えをどれだけ表せるか ― それも稽古のひとつです。

例・その4 対立している意見に自分の考えを 500字で述べる

いまでは、カラー柔道着は普通のことになっている。が、11年前は、大論争だった。柔道着のカラー自由化を推進する外国。断固反対する日本。意見は対峙するばかりだった。私は、カラー化に反対だったが、発案者の意見を新聞で読み翻然、自分の考えをまとめた。

日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)6月 20日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.33
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
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2005年、読書と創作の旅


日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)6月 13日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.32
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
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2005年、読書と創作の旅

6・13下原ゼミ

「読書と創作の旅」7日目の下原ゼミは、下記の要領で行います。(文ゼミ1)

 1. 登録者確認・前回ゼミ報告
   ・ゼミ誌ガイダンスのお知らせ ・前回ゼミ報告 ・名所案内 ・進行    
2. 提出作品の発表(通信掲載の報告未発表作品)
・車内観察 ・車中の人 ・「網走」前後編 ・コラム記事 ・論評など
3. 発表作品の感想&編集
  ・聞き手は、読者から編集者かデスクに成り代わり発表作品を手直しする。
  ・発表者は、作品に加筆、直しがあれば追記する。
4. 「普通の一日を記憶する」の読み
  ・読んだ人は、日記の主の性格分析をする。(作中人物紹介として)
5. テキスト読みはお休み
 ゼミも、中盤を過ぎ、前期のまとめ(車中文学の名作『灰色の月』)に向かってすすめていきます。が、中日ということで、一休みして、テキストとは
 関係の無い作品を読んでもらいます。
  


日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)6月 6日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.31
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
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2005年、読書と創作の旅

6・6下原ゼミ

「読書と創作の旅」5日目の下原ゼミは、下記の要領で行います。(文ゼミ1)

 1. 登録者確認・前回ゼミ報告
   ・ゼミ誌ガイダンスのお知らせ ・前回ゼミについて ・名所案内 ・進行    
2. 愛読書紹介、テキスト感想(『正義派』再読の場合も)
  ・アンケート発表(未発表者) ・感想(提出できる人)
3. 車内観察・創作等の発表(提出されているもの、書いてあるもの)
  ・聞き手は発表者の観察眼、創作を観察する ・感想を述べる
  ・手本作品の読み(時間あれば)
4. 「普通の一日を記憶する」の読み
  ・他者の生活を知ることによって、他者になりきる。(作中人物の創造力)
5. テキスト『出来事』読み(朗読)
テキスト『網走まで』の観察は、女とその子供2名が対象だったが、『正義派』では、電車の人身事故と、会社の応対を観察。『出来事』では、事故を起こした電車の乗客の様子を観察。
  

2005年、読書と創作の旅・名所めぐり(瀬戸内海上にて)

 今では、四国見物するにも大橋を一走り。便利な世の中になりました。結構なことですが、もう緑の島々を眺めながらの、のんびりした船旅はできません。船頭が船客たちに、あの話をしたのは、渦潮がまくこのへんですか。子供が20銭で瓢箪を買って、学校に持って行ったら先生に叱られた。母親は、子供から取り上げ道具屋に持っていった。そしたら2円で買うという。狡猾な母親は、もしかしたら、とつりあげて、とうとう7円ださせた。

※ 1913年(大正13年)1月1日、志賀直哉『清兵衛と瓢箪』を読売新聞に発表。


日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)5月 30日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.30
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
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2005年、読書と創作の旅

5・30下原ゼミ

「読書と創作の旅」5日目の下原ゼミは、下記の要領で行います。(文ゼミ1)

 1. 登録者確認・前回ゼミ報告
   ・前回ゼミについて ・名所案内     
2. 愛読書アンケート報告(未報告者)
  ・読んで面白かった本(映画・演劇等)、読んでみたい本を紹介する。
3. テキスト感想・車内観察・創作等の発表
  ・他者の読み、観察眼、創作を観察する。
  ・主観と客観性の有無。
4. 「普通の一日を記憶する」の読み
  ・他者の生活を知ることによって、他者になりきる。(作中人物の創造力)
5. テキスト『正義派』読み(全員で朗読)
テキスト『網走まで』の観察は、女とその子供2名が対象だったが、『正義派』では、多数の人間を観察する。また、同時に電車の人身事故と、会社の応対をも冷静に観察する。
  


日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)5月 23日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.29
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2005年、読書と創作の旅

5・23下原ゼミ

「読書と創作の旅」4日目の下原ゼミは、下記の要領で行います。(文ゼミ1)

 1. 登録者確認・前回ゼミ報告
   ・出欠の点呼   ・前回ゼミについて     
2. 愛読書アンケート報告(1~2名・参加人数によって)
  ・読んで面白かった本、薦めたい本、読んでみたい本を報告。
3. テキスト感想・車内観察発表(報告者)
  ・『網走まで』感想(未報告者3名) ・車内観察(未報告者4名)
4. 質疑応答
  ・テキスト感想(他者と自分との読み方の違いをみる)
  ・車内観察(各観察から、各人はどんな想像を持つか)
5. テキスト『正義派』読み(全員で朗読)
テキスト『網走まで』の観察は、女とその子供2名が対象だったが、『正義派』では、多数の人間を観察する。また、同時に電車の人身事故と、会社の応対をも冷静に観察する。
  

日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)5月 16日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.28
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2005年、読書と創作の旅

5・16下原ゼミ

「読書と創作の旅」3日目の下原ゼミは、下記の要領で行います。(文ゼミ1)


 1. 登録者確認・前回ゼミ報告
   ・出欠の点呼   ・今日の出来事から
・前回ゼミ復習(テキストと草稿感想)     
2. テキスト感想・車内観察発表(報告者)
  ・テキスト感想(未報告の人4名) ・車内観察提出
3. 質疑応答・報告評(前回つづき)
  ・テキスト報告、自分との想像性の違いや主人公の性格分析など
  ・観察評(他者は理解できるか、想像できるか)
4. テキスト読み(&新聞記事)
JR西日本の脱線事故を念頭に、事故観察や当事者たち(会社、個人)の在り方を思い浮かべながらテキストを読む。
<正義派>
電車の人身事故と、当事者たちの言動を冷静に創作観察する作者の眼。
5. テキスト感想
6. 次回ゼミ・その他      ※ 時間の範囲でやります  

             2005年、読書と創作の旅立ちに祈る
 所沢校舎が若葉に埋もれる季節がきました。武蔵野の蒼穹。文芸棟に吹く五月の風の爽やかさ。大型連休も明け、いよいよ本格的な旅のはじまりです。楽しく、実りある旅にならんことを望みます。同行者12名全員の無事帰還を祈願します。


日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)5月 9日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.27
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2005年、読書と創作の旅

5・9下原ゼミ

「読書と創作の旅」2日目の下原ゼミは、下記の要領で行います。(文ゼミ1)


 1. 登録者確認・前回決まった事務事項&ゼミ報告
   ・点呼   ・進行係り   ・ゼミ委員紹介  ・前回ゼミ  

2. テキスト感想発表(報告者)

3. 質疑応答(他者と自分の見方)

4. テキスト分析(草稿と現行)
テキストはいわば原石のようなもの。繰り返し読むことが研磨すること。
<草稿>
ゼミ参加者は読む側でなくて、あくまでも書く側の立場でみる。完成された作品の書き始めはどんなだったか。それを知ることも重要。
<現行>
草稿を読んだ後、現行と比べて、どこが削除され、どこがどう整理されたのかをみる。
  
5. 車内観察・次回ゼミについて
 
 


日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)4月 25日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.26
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2005年、読書と創作の旅

4・25下原ゼミ・ガイダンス

4月25日(月)の下原ゼミは、下記の要領で行います。(文ゼミ1)


 1.登録者確認(21日提出者)
2.進行係りを決める(以降、選出進行係りが進行)
3.「私を語る」下原ゼミ参加者自己紹介と感想報告者決め
 4.ゼミ誌の説明と編集委員の選出 (2名)
5.郊外授業についての説明
6.創作について
7.テキストについて(テキスト配布)
 8.その他 テキスト黙読か提出原稿書き
 

祈願2005年の旅立ち
2005年の「読書と創作の旅」は、21日に参加者の締め切りがありました。下原ゼミへの登録者は11名でした。私を入れて12名、旅するには、ちょうどよい人数と思います。この一年、無事によい旅ができるよう祈願します。よろしくお願い申し上げます。

11名に不思議な縁を、だが不安も
昨夜、ある旅から帰宅したら、ゼミ受講者の希望カードが速達で届いていた。11名という人数に不思議な縁を思った。勝手な縁起担ぎだが、旅の同行者数が11名と同じ人数であったのだ。そこに幸先のよさを感じた。不安もあるが・・・。
ある旅というのは、私の著書『伊那谷少年記』の舞台(『ひがんさの山』)を歩こうというツアーである。23日早朝、友人たち(女性6名、男性4名)と出発、現地で女性1名加わり11名となった。お天気にも桜吹雪にもめぐまれ、よい旅となった。が、案内した山中が、木の成長ですっかり変わっていた。


日本大学芸術学部文芸学科     2005年(平成17年)4月 18日発行

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.25
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2005前期4/18 4/25 5/2 5/9 5/16 5/23 5/30 6/6 6/13 6/20
6/27 7/4 7/11  

2005年、読書と創作の旅

4・18下原ゼミ・ガイダンス

4月18日(月)の下原ゼミ・ガイダンスは、下記の要領で行います。(文ゼミ1)



 
1. 開講に寄せて    
  ・読むこと、書くこと、観察することの意味について
2. 下原ゼミ講座概略
  ・目標 手段、実践、記録 理念について
3. 「2005年、読書と創作の旅」
4. テキストについて
  ・前期テキスト 後期テキスト
5. 講師自己紹介
ビデオ観賞(日本テレビ番組「おんぼろ道場再建」2002年6、7月放映)